来年早々、実家を建て替えることになりました。
最近は毎週末、片道1時間30分かけて実家まで出かけ、とにかく物を減らそうと断捨離に取り組んでますが、なんとなく片付けられない理由が分かってきた気がします。
三者三様の特徴
実家と妹の家を片付けているんですが、とにかくモノが多い!でも、それぞれ違いがありました。
実家は一見片付いているように見えますが、必要なものがすぐに見つかりません。収納場所にはなんだか分からないものが山のように詰め込まれています。母親は何でも溜め込む「捨てられない病」
妹の家は、足の踏み場もないくらい物で溢れているのに、次から次へとさらにモノを増やす。賞味期限が過ぎてもモッタイナイから食べると言い張る「捨てられない病+片付けられない病」の併発型。
ちなみに私は、最近は捨てられるようになったけど、増えたものをちゃんと収納できない「片付けられない病」です。(汗)
実家はどんどん片付くのに…
仮住まいになる部屋は、最初はここに住むのは無理なんじゃ?と思うほどものであふれてました。⇒半年間、両親が生活する予定の仮住まいの現状。3時間で45L袋17個分のゴミを断捨離
でも、集中して断捨離をしたら、たった2回の片付けでスッキリ空間に変身。
現在6畳間には、テレビ台と小さなちゃぶ台しかありません。ホットカーペット2畳用が余裕で敷けます。
大物を手放したので、圧迫感があった狭いDKが…
だいぶ広々としました。あとは、ここに集めた細々したものを捨てるか収納するかだけです。
6畳和室+3畳のDKくらいの広さなら、モノが溢れた汚部屋でも、延べ10時間くらいで人が住める程度まで片付けることが出来ました。
妹の家はなぜ片付かない?
妹に家は、子ども部屋もリビングダイニングも、今までに何度も大がかりな片付け&配置換えをやりました。
なのに、あっという間にリバウンド。キレイな空間を保てるのは最長1週間くらいです…
1階の6畳間なんて、すでに断捨離&掃除に延べ20時間以上費やしているのに、いまだにモノが多くて片付きません。
実家と妹の家、この違いはなぜ!?
で、気付きました。妹には片付ける「目標」や「ビジョン」がないからだって!
片付けに必要なのは、妄想力
実家のように、来年早々には取り壊されてしまうという明確な期限があれば、そりゃ嫌でも片付けは進みます。なので、期限を決めるというやり方もありだと思いますが、何となく決めた期限はすぐになぁなぁになりがちです。
仮住まいの部屋の場合は、そこで6か月も生活するんだと思うと、テレビも見るし食事もするし、お茶はどんな感じで飲むのかな、夜には布団を2組敷いて、着替えはどうするんだ?などと出来る限り具体的に想像します。
目標やビジョンなんて言うと堅苦しくて難しそうですが、要はこの”想像力”が片付けるために必須なんです。
近い将来、どんな生活をしたいのか、どんな毎日を送っていたいのか想像して、現実的に実感できるくらい妄想して、やっと本格的に片付けに取り組めるんですね。
今の妹は、別に困ってないし、とりあえず生活できるし、忙しいから仕方ないし、ホコリじゃ死なないし、などなど言い訳のオンパレードでゴミ屋敷を肯定してしまい、こうなりたい!という妄想が全然ないんです。
そりゃ、私がいくら頑張ってもあっという間にリバウンドしちゃうよ。
まずは、近い将来を妄想させよう
4月から下の子が小学生になります。これで子どもにかかっていた手間がだいぶ楽になるはず。
だから、4月になったら自分の時間が増えるよ、何がしたい?と妄想させます。
痩せたいからヨガを習い始めたい?ほほう、ならヨガグッズを揃えて、それを置く場所を作らないとね。
週1で教室に通うだけでなく、家でも気軽に練習したくない?思い立ったらすぐにヨガマットを広げられるスペースがあるといいと思わない?
週に1回とはいえ習い事を始めるなら、旦那さんに文句を言わせないように家が片付いていたほうがいいし、家事も楽になるようにスッキリ空間にしておこうよ…
こんな感じで具体的に妄想させたら、そっか、じゃあ片付けようかな、と前向きに思えるようになってきたみたいです。
よしよし、狙い通り。
今週末の片付けは一気に進むかな…